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グランドスラム()は国際柔道連盟主催の柔道の大会。 ==概要== 2009年のIJFワールド柔道ツアー導入に伴い開始。「フランス国際柔道大会」、「ブラジル国際柔道大会」、「ロシア国際柔道大会」、「嘉納治五郎杯東京国際柔道大会」がそれぞれ「グランドスラム・パリ」、「グランドスラム・リオデジャネイロ、「グランドスラム・モスクワ」、「グランドスラム・東京」と名称変更され、その他の国際大会より上位の位置づけとなった。2013年からはグランドスラム・リオデジャネイロに代わって、「グランドスラム・バクー」がグランプリ大会からグランドスラム大会に昇格した。また、2014年にグランドスラム・モスクワはチュメニ開催に変更された。さらに「グランドスラム・アブダビ」も新たに加わり、これでグランドスラム大会は年5回開催されることになった〔Slam 〕。 世界ランキングのポイント対象大会として、順位に応じてポイントが付与される。なお、この大会には以下のような特徴がある〔Sports and Organization Rules Edition July 2010 〕〔Information Grand Slam and Grand Prix 〕〔- Events Overview 2013-2016 〕。 *大会に出場するためには段位を有しており、なおかつジュニアないしはシニアの世界選手権か大陸選手権、あるいは過去2年の間にコンチネンタルオープンに1度は出場していることが最低限の参加条件となる。 *主催国からは各階級4名、主催国以外からは2名まで選手を参加させることが出来る。但し、主催国から出場した選手の場合、上位に位置した2名までしかポイントは付与されない(主催国で出場した選手のうち、優勝と3位2名という結果になった場合は、3位になった2名のうち直前のランキングが上位だった方にポイントが与えられることになる)。 *出場選手のうち世界ランキングの上位8名はシードされる。32名以上の出場選手がいる場合、シード選手は初戦が免除される。 *2009年から2012年まで敗者復活戦は設けられていなかったが、2013年からは導入されることになった。準々決勝で敗れた選手は敗者復活戦に回れるが、それ以前に敗れた選手はその時点で試合終了となる。 *優勝者には5000ドル、2位には3000ドル、3位には1500ドルが授与される。2015年の大会ではメダリストの他にそのコーチにも賞金が支給されることになった。そのため、メダリストの賞金は従来より2割減となる(優勝者に4000ドル、そのコーチに1000ドル、2位に2400ドル、そのコーチに600ドル、3位に1200ドル、そのコーチに300ドル)〔Information 〕。 *試合の模様はIJFのIppon.TVでライブ中継される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グランドスラム (柔道)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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